来年2024年に築城400年を迎える島原城。⼀年後の2024年10⽉19⽇(⼟)、20⽇(⽇)の⼆⽇間を築城 400年メインイベントとして現在イベントを計画しております。そんな島原城を築城した松倉重政公は世間⼀般的に島原の乱(島原・天草⼀揆)の要因を作った負のイメージが強い⼤名です。しかし、島原に来る前に奈良の五條に城と城下町を作り、400年以上経った今でも重政公を讃えるお祭りが開催されるなど五條の⽅々にとっては⼤変良いお殿様だったようです。そんな重政公が島原に移り、何を思いこの島原城を築城したのか、本当はどのような⼈物だったのか。
この⼩説が、島原のシンボルを作った重政公をもっと知っていただくきっかけになれば幸いです!
[⼩説作成の経緯]
築城主松倉重政公は、ある有名⼩説家の作中で残虐⾮道に描かれているが「実際はそうでは無かったのでは?」というところから、当時の重政公の視点から描くことで築城400年を機に世間⼀般のイメージを払拭したいと思い今回の⼩説作成を企画いたしました。
今回、⼩説を担当していただくのは歴史研究者などとのマッチングサービスを展開するヒストリンク協⼒のもと、第12回⽇経⼩説⼤賞を受賞した天津佳之(あまつ・よしゆき)⽒です。
[⼩説発表時期]
2024年1⽉ WEB公開予定
※築城400年を迎えた来年1⽉に、島原城ホームページの築城400年特設ページにWEB⼩説としてアップいたします。
[作者プロフィール]
天津佳之(あまつ・よしゆき)
小説家。1979年生まれ、静岡県伊東市出身。大阪府茨木市在住。大正大学文学部日本語・日本文学科卒業。書店員、編集プロダクションライターを経て、現在は業界新聞記者。第12回日経小説大賞を受賞し、受賞作『利生の人 尊氏と正成』でデビュー。『あるじなしとて』で第12回日本歴史・時代作家協会賞新人賞にノミネート。
・今回の作品制作についてのメッセージ
島原城築城400年の記念事業に携わることとなり、⼤変光栄に存じます。築城主である松倉重政公は毀誉褒貶喧しく、⼩説の題材とするには難しい⼈物ですから、お話をいただいたときはとても悩みました。重政公は⼤和国、現在の奈良県に⽣まれ育ち、島原に⼊部したのは四⼗代のときでした。⼀⽅、私も公と同じく関⻄の内陸部で暮らしており、島原を訪れたときには、関⻄のそれとはちがった海と空の深い⻘さ、そして雄⼤な雲仙岳の姿に圧倒されたものです。――もしかすれば重政公にもまた、同じような感慨があったのではないか。そんな着想から、公の島原⼊部から築城に⾄る物語を構想しました。地域の皆さんに楽しんでいただければ幸いです。
【会社概要】
会社名 :株式会社 島原観光ビューロー
所在地 :〒855-0861 長崎県島原市下川尻町7-5
代表者:代表取締役 市瀬一馬
設立 :2016年9月13日
URL :https://www.shimabaraonsen.com/
情報提供:PR TIMES