長崎県雲仙市、神代地区に創業60年をこえる地域に根ざしたお店「藤井衣料店」はあります。先代からお店を継いだ店主の藤井茂さんは、東京や大阪でアパレルの仕事を経たのち、2017年に店舗を大きくリノベーション。今では雲仙はもちろん、隣の諫早市や長崎市などからもはるばるお客さんが通うほどの知る人ぞ知るセレクトショップです。街づくりの活動にも積極的に関わるなかで、藤井衣料店と隣り合った、今は空き家になっている民家を活用して、地域に住みながら新しいチャレンジをしたい熱意のある若者を応援したいとおっしゃいます。
1.今回の後継者募集について
使い手を募集するのは、130㎡ほどの民家と同じ敷地内にある40㎡ほどの離れです。民家は藤井衣料店と廊下でつながっていますが、キッチンや風呂、トイレなどは独立しており、住まいとしてはもちろん、カフェや雑貨店、イベントスペースとしての利用など、用途は使いたい人に合わせて相談可能です。
「今はお店の在庫を置いたりする程度でしか使っていないのですが、中は数年前に畳も張り替えてますし、基礎も石とコンクリートでしっかり作られていて、いますぐにでも使える状態です。親父が建てたのが40年くらい前になりますが、その際も使う木材なんかにもこだわっているので、いわゆる古民家のように古すぎず、住みながらなにかお店を始めたい人にはぴったりだと思いますよ」と藤井さん。
キッチンはカフェに、和室は雑貨のセレクトショップやイベントスペースなどにする場合でも、自宅は離れを使うことで住みながらお店を始めることができます。
「藤井衣料店は、昔は商店街にあるような婦人服と紳士服、そして寝具を扱うお店でした。自分はカジュアルがやりたかったので今のようなお店にしました。民家を使ってくれる人は、私がやっているお店の雰囲気に共感してくれるような人がいいですね。趣味的に使いたいという方よりは、自身で生活を作り上げていくような強い覚悟がある人、しっかりと稼ぐという気概を持った人にきてほしいんですよ。相談次第ですが、はじめの1,2年は格安、お試し期間のような形でもいいんです。キッチンの部分だけを借りてカフェをしたい方、和室だけを借りてショップをしたい方など、相手のやりたいことと必要な広さや機能に合わせて家賃もだいたい2万円から、高くても5万円くらいで貸すつもりです。お試し期間で相性をみて、その後はしっかり家賃をもらうなり、売却してもいいと思ってます」
ダイナミックに変化しつつある神代という場所に身を置きつつ、ローリスクでチャレンジができる環境。ご自身も商売をされている藤井さんという心強い相手もすぐそばにいるので、仕事のことからなんでも相談できます。アイデアと熱意のある人からの応募をお待ちしております。
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